車のブレーキ周りから異音がすると心配になりますね。
そんな時に考えられる原因をいくつか紹介します。
まず、最もよくあるのがブレーキパッドの摩耗です。
ブレーキパッドは使っているうちに摩耗して薄くなります。パッドが薄くなると、金属部分がローターに直接触れるようになり、キーキー音やガリガリ音が出ることがあります。
この音が聞こえたら、ブレーキパッドの交換時期が近い可能性が高いです。早々にブレーキパッドが悪くなることはありませんが、2年ぐらい経ったら交換時期です。
次に考えられるのは、ブレーキローターの問題です。
ローターが歪んでいたり、表面が不均一に摩耗していると、ブレーキをかけたときに異音がすることがあります。
特に、ブレーキペダルを踏んだときに振動を感じる場合は、ローターの状態をチェックする必要があります。
他にはブレーキキャリパーの不具合も異音の原因となることがあります。
キャリパーが正しく機能していないと、ブレーキパッドがローターに均一に接触せず、異音が発生することがあります。
また、キャリパーのピストンが錆びついて動きが悪くなっている場合も、異音の原因になることがあります。
さらにブレーキシューやドラムの問題も考えられます。
ドラムブレーキを使用している車の場合、ブレーキシューが摩耗していたり、ドラムの内側が不均一に摩耗していると、異音が発生することがあります。
異音がする場合は、安全のためにも早めに点検、修理を行うことが大切です。
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